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生活と二次創作妄想がまろびでます
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No.3563

アニメ「ワンダンス」がめちゃくちゃ良かったという話をします

私にとってこれは「ダンスアニメ」というより「青春と生き様アニメ」なので、最近のすごい動くアニメとかやばい脚本演出をするアニメとか、そういう枠では決してない!アニメ最終回でカボくんがこぼしたようにこれは「どうやって生きていったらいいか」という話だと思うので。そして別にアニメワンダンスは「すごい動き」を捨ててるわけでもないので。詳しく書くね。

吃音が理由で人とのコミュニケーションに線を引きがちだったカボくんが、湾田さんに会ってダンスを知って、これなら喋らなくても人とコミュニケーションが取れる、ってダンス部に入ってスキルをみがいていく話なので、最初からこれは「コミュニケーション」の話なわけです。
でその手段であるダンスをどう魅せるか、の部分、アニメだと「すべてをあますとこなく見せる」ができないのはしょうがないと思うんですよね。週アニメでももっとすごい動きしてるのあるだろ!というツッコミが聞こえますが、これに私は明確に反論したい。「ダンスのすごさ」を見せるアニメではなく「ダンスでコミュニケーションをする」アニメだから、アクションものでアクションをぬるぬる動かすのとは全然別の話なんですよ。
でもだからってダンスシーンを捨ててるわけではなくて、めちゃくちゃにかっこいい音楽の「ここだ!」という十数秒にモーションキャプチャで動きをつけるという答えを選んだのが、アニメワンダンスの好きなところです。アニメを動かすことの限界を自覚してて、音楽のかっこよさを信じて動きの取捨選択をしているということだと思うから、それって「ダンススキルはまだ全然ないけど音楽の気持ちのいいところへ耳を傾ければ踊れる」っていう主人公のスタンスともちゃんと共通してる。念押しするけど私はこの「取捨選択の仕方」が本当にいいと思う。

めちゃくちゃかっこいい音楽たち


ダンスの楽しいとこばっかりじゃなく、ストリート文化の中で煽られたり釣られたりもするんだけど、それさえ「体格のでかい自分が全力でぶつかってもいいって示してくれてる」と相手をポジティブに評価しながら味方につけていくカボくん、たくましくて笑うけどいいよね…。

アニメ最終回でのカボくんのモノローグ、他人と同じように喋れないことがイコールで「あと数年で自分が出て行かなければいけない社会という場所で、生きていく能力がない」という不安になっていたということを再認識させられるので、やっぱりこれは「青春と生き様」アニメなんだと思うよ……。「喋れることが当たり前」の社会で、「どうやって生きていったらいいか」という切実な話だよ。そこにダンスという言語を手にした高校生たちの青春なんだよ…。

実写舞台化も決まったとのことでそちらも大変楽しみにしております!

日記